Hang On Sloopy

Words & Music by Wes Farrell and Bert Russell.*1
(1965年発表)




(原題直訳 「がんばれ、スルーピー」)





Performed by The McCoys.


You can listen to The McCoys compilation,
"Hang On Sloopy: The Best Of The McCoys".
推奨アルバム度 ☆☆☆☆

(マッコイズ)




Originally performed by The Vibrations.*2

You can listen to The Vibrations compilation, "The Very Best of the Vibrations".
推奨アルバム度 ☆☆☆☆☆

(ヴァイブレーションズ)




Also you can listen to The Yardbirds album, "For Your Love".
名作アルバム度 ☆☆☆

「フォー・ユア・ラヴ」 (ヤードバーズ*3



And you can listen to Jean & Dean album, "Folk 'n' Roll".
名作アルバム度 ☆☆

(ジャン&ディーン)



And you can listen to The Supremes album, "Supremes A Go Go".
名作アルバム度 ☆☆☆☆

シュープリームス




And you can listen to Rick Derringer compilation,
"Rock and Roll Hoochie Coo: The Best of Rick Derringer".
推奨アルバム度 ☆☆☆☆☆

リック・デリンジャー*4





歌詞は、次のURLから
http://www.tabs-lyrics.com/Mccoys--Hang-On-Sloopy-lyric.html






名曲度 ☆☆☆☆☆





邦題 「ハング・オン・スルーピー」 (マッコイズ)*5








Hang on Sloopy,
がんばれ、スルーピー
Sloopy hang on
ルーピー、がんばるんだぜ
Hang on Sloopy,
がんばれよ、スルーピー
Sloopy hang on
ルーピー、しっかりな




Sloopy lives in a very bad part of town
ルーピーはこの町のすっげえひどい区域に住んでいる
And everybody yeah, tries to put my Sloopy down
それで、みんは、そうなんだ
ぼくのスルーピーのことを貶そうとするんだ
Sloopy I don't care what your daddy do
ルーピー
ぼくはきみの親父さんが何をしてるかなんて気にしてないよ
Cause you know Sloopy girl
だって、ほら
わかってるよな、スルーピーちゃん
I'm in love with you
ぼくはきみに恋しているからね




And so I sing out...
そうさ
だから、ぼくは歌ってやるんだ・・・
Hang on Sloopy,
がんばれよ、スルーピー
Sloopy hang on
ルーピー、がんばるんばるんだぜ
Hang on Sloopy,
がんばれ、スルーピー
Sloopy hang on
ルーピー、しっかりな




Sloopy wears a red dress, yeah
ルーピー
赤いドレスを着てるんだ、イェーーーイ
As old as the hills.
とんでもなくお古のやつをな
But when Sloopy wears that red dress, yeah
けど、スルーピーがその赤いドレスを着てると、そうなんだ
You know it gives me the chills.
おまえ、わかるかい、おれ、ゾクゾクしてくるんだ
Sloopy, when I see you walkin', walkin' down the street
ルーピー、ぼくはきみが歩いているのを
通りを歩いているのを見てるとね。
I say, don't worry Sloopy girl
あのさあ、おまえ、スルーピーちゃん
気に病んだりするんじゃないぜ
You belong to me.
きみにはぼくがいるからなッ



And so I sing out...
そうさ
だから、ぼくは歌ってやるんだ・・・
Hang on Sloopy,
がんばれよ、スルーピー
Sloopy hang on
ルーピー、がんばるんばるんだぜ
Hang on Sloopy,
がんばれ、スルーピー
Sloopy hang on
ルーピー、しっかりな




Sloopy let your hair down girl,
ルーピー、ねえ
髪を下してみなよ、なあ
Let it hang down on me
ぼくのところまで垂らしてみてごらん
Sloopy let your hair down girl,
ルーピー、おまえ
髪を下ろしてみなよ、うん
Let it hang down on me, yeah
ぼくのところまで垂らしてみてごらん、そうそう




Come on Sloopy,
さあ、スルーピー
Come on Sloopy
おいで、スルーピー
Come on, come on
さあ、カモン
Come on Sloopy,
ほら、スルーピー
Come on Sloopy
カム・オン、スルーピー
Come on, come on
ほら、来てるぞ




Well it feels so good
まったく、こいつあ、すっごく気持ちいいぜい
Come on, come on
さあ、カモーン
You know it feels so good
わかるかい、これ、すっごく気持ちいいよ
Come on, come on
さあ、おいで




Well, shake it, shake it,
そうだよ、まわしてごらん、その腰、振ってごらん
Shake it Sloopy
揺するんだよ、スルーピー
Come on, come on
ほら、さあ、イッちゃってごらん




Well, shake it, shake it,
あゝ、そうさ、揺するんだ
shake it yeah
振ってごらん、そう
Come on, come on
ほら、さあ、イッてごらん




Hang on Sloopy,
がんばれ、スルーピー
Sloopy hang on
ルーピー、まだまだもっと
Hang on Sloopy,
しがみつくんだ、スルーピー
Sloopy hang on
ルーピー、しっかりな
Hang on Sloopy,
がんばるんだ、スルーピー
Sloopy hang on
ルーピー
まだだ、もっともっと








Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞









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【A Year Ago−Go!】





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・「リターン・トゥ・ウォータールー」 (レイ・デイヴィス)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051016

*1:このバート・ラッセルという人は、BANGレコードを創立したソングライターでプロデューサーとして名高いバート・バーンズ Bert Berns の本名。(アイズレー・ブラザーズビートルズの)「ツイスト・アンド・シャウト」とか(ヴァン・モリソンのゼムの)「ヒア・カムズ・ナイト」とか(ジャニス・ジョプリンの)ピース・オヴ・マイ・ハート」などを書いた人です。そういう自分の経験から、このバーンズさんは考えたわけですよ、きょうこの曲「ハング・オン・スルーピー」は(もともとは「マイ・ガール・スルーピー」というタイトルでアトランティック・レコーズの黒人5人組のR&Bのコーラス・グループ、ヴァイブレーションズではチャートの26位までしかいかなかったが)白人の髪の長いグループに歌わせたらバカ売れするはずだと・・・・・そして、あちこち探して、手持ちのアーチストのバック・バンドをしていたマッコイズ(当時はリック&ザ・レイダーズを名乗っていたが、この曲の発表を機に(当時人気が全米規模で上昇中のポール・リビア&ザ・レイダーズと名前がかぶるのを避けて)(もともとの名前である(ヴェンチャーズの曲からつけた)「マッコイズ」名義に戻した4人)に、これを(当時、流行のブリティッシュ・ビートのスタイルを前面に出して)レコーディングさせ、タイトルも(より訴求力の強い「がんばれ、スルーピー」という呼びかけのかたち(=命令形)にして、自分のレーベルであるBANGから発表することにしたのでした。結果は、全米で1位、全英で5位となる大ヒットになりますたーピースV

*2:オリジナルは、ヴァイブレーションズというR&Bのグループによって、マッコイズの大ヒットの前年1964年に「My Girl Sloopy」というタイトルでアトランティックから発表され、全米26位まで上るヒットとなった。

*3:ヤードバーズも「My Girl Sloopy」というオリジナルの方のタイトルで発表している。

*4:マッコイズでのヒットから10年後の1975年にデリンジャー自身のソロでのリメークがシングルとして発表されて全米チャートの94位に顔を出した。このアルバムには「カモン・レッツ・ゴー」など他のマッコイズ・ナンバーのリメイクも入っています。

*5:マッコイズはその後も(ペギー・リーの(やはり)煽情的な)「フィーヴァー」や(先日、ここで紹介したリッキー・ヴァランスの)「カモン・レッツ・ゴー」などの世界的なヒットを放っている。グループのコアだったリック・ゼリンジャーは、その後(リック・でリンジャーとして)ソロとして活動し、「ロックンロール・フーチー・クー」などで人気を集め、弟の(マイコイズのドラマーだった)ランディー・ゼリンジャーとともにジョニー・ウィンターが1970年に結成したグループ「ジョニー・ウィンター・アンド」に参加している。とかいうようなことは誰でも知ってる(というか、調べりゃわかる)ことですね。