Louie Louie

Words & Music by Richard Berry.
(1963年発表)*1




(原題直訳 「ルイ、ルイ」(女子名))




Performed by The Kingsmen.


You can listen to The Kingsmen album, "The Kingsmen In Person".
名作アルバム度 ☆☆☆

(キングズメン)




Originally performed by Richard Berry.

So you can listen to Richard Berry compilation, "Have "Louie" Will Travel".
推奨アルバム度 ☆☆☆*2

(リチャード・ベリー)




And you can listen to Paul Revere & The Raiders album,
"Here They come!".*3
名作アルバム度 ☆☆☆

(ポール・リヴィア&レイダーズ)




Also you can listen to The Kinks album, "Kinks Size".
名作アルバム度 ☆☆☆

キンクス*4



Also you can listen to The Beach Boys album, "Shut Down Volume 2".
名作アルバム度 ☆☆☆

ビーチボーイズ




歌詞は、次のURLから
http://www.lyricsondemand.com/onehitwonders/louielouielyrics.html




名曲度 ☆☆☆☆☆*5






邦題 「ルイ・ルイ」 (キングズメン)









Louie Louie,
ルイ、ルイ
Oh no
オー、ノー
Me gotta go
おれは行かなきゃならないんだ
Aye-yi-yi-yi,
あゝ、そうなんだ、うにゃうにゃ
I said, Louie Louie,
あのな、ルイ、ルイ
Oh baby
おゝ、ベイビー
Me gotta go
おれは行かんとならんのよ




Fine little girl waits for me
素敵な可愛い子ちゃんが、おれのことを待ってるんだ
Catch a ship across the sea
船を見つけて、海の向こうへ
Sail the ship about, all alone
船を出して行かないとな、まったくのひとりっきりでよ
Never know if I make it home
ちゃんと帰り着けるかなんて、わっかったもんじゃねえぜ




Louie Louie,
ルイ、ルイ
Oh no
おゝ、困ったぜい
Me gotta go
おれ、行かんとならんのよ
Aye-yi-yi-yi,
あー、そうなのさ、そうなんよ
I said, Louie Louie,
あのな、ルイ、ルイ
Oh baby
おゝ、ベイビー
Me gotta go
おれ、行かなくっちゃよお




Three nights and days
三日三晩だぜ
I sail the sea
おれは船で海の上
Think of girl, constantly
思うのは女のこと、ひっきりなしにさ
On the ship, I dream she's there
この船の上にそいつがいるって夢を見て
I smell the rose in her hair.
おれは彼女の髪の薔薇の香りを嗅いだほど




Louie Louie,
ルイ、ルイ
Oh no
おゝ、まいったぜい
Me gotta go
おれ、行かなきゃなんねえ
Aye-yi-yi-yi,
あー、そうなのさ、うにゃにゃあ
I said, Louie Louie,
あのな、ルイ、ルイ
Oh baby
おゝ、ベイビー
Me gotta go
おれ、行かなくっちゃ




Okay, let's give it to 'em,
オッケイ、ここつはやつらに任せよう
right now!
ほら、いってみな!*6




Me see Jamaican moon above
頭上に、おれ、ジャマイカの月が見える
It won't be long, me see me love
もうすぐさ、おれが彼女に会うのはな
Me take her in my arms and then
この腕に、おれ、彼女をつかまえて、そして、それから
Tell her I'll never leave again
言ってやるんだ、もう二度とおれは離れやしないぜって




Louie Louie,
ルイ、ルイ
Oh no
おゝ、まずいぜ
Me gotta go
おれ、行かなきゃなんねえ
Aye-yi-yi-yi,
あー、そうなのさ、そうなんだ
I said, Louie Louie,
あのな、ルイ、ルイ
Oh baby
おゝ、ベイビー
Me gotta go
おれ、行かなくっちゃよお




Let's take it on outa here now
ここからだぜ、さあ、ここからだ、
Let's go!!
それ、行けぃ!







Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞







∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮







【A Year Ago−Go!】





(1年前のエントリーを Playback♪)



・「ハニー・パイ」 (ビートルズ

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051007

*1:「ルイ・ルイ」の一番古いものは、作者のリチャード・ベリー自身によるもので1955年の発表。当時、彼が所属していた12人編成のラテン・バンドの「エル・ロコ・チャチャチャ」El Loco Chacha という曲をほとんどそのまま借用するかたちでこの「ルイ・ルイ」を書いたようだ。ベリーは、また、ロサンジェルスのセッション・シンガーで(ここでも紹介したことのある)コースターズ(当時はまだロビンズ)の「Riot In Cell Block #9」のゴースト・シンガーとして一部ではよく知られている。http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050428

*2:「ルイに旅をさせよう」という(どこかスローガンめいた)タイトルのこのアルバム、1956年から1962年までのリチャード・ベリーのシングル30タイトルを集めたコンピレーション・アルバムなのですが、そのジャケット・デザインは(見るからに1950年代風のアメ車の)オープンカーに乗ったベリー(黒い肌のかたです)が(あたかも)選挙キャンペーンでもしているような写真になっています。つまり、賛否両論のキングズメンの「ルイ・ルイ」について、その作者として「一言、物申す」的な意味合いを込めてのものなのでしょう。あれは(実は)「船旅の歌なんだよ」というメッセージをユーモラスに発したタイトルになっているというわけです。

*3:(同じ1963年ながら)(同じくオレゴン州ポートランドのグループの)ポール・リヴィア&レイダーズのほうが先にこの「ルイ・ルイ」を採り上げていたが、ヒットしたのはキングズメンのほうだった。

*4:レイ・デイヴィスは、この「ルイ・ルイ」がなかったら(彼らキンクスの)「You Really Got Me」も「All Day ANd All Of the Night」も「Tired Of Waiting For You」も「Set Me Free」もなかっただろうというようなことを繰り返しインタビューなどで語っています。つまり、キンクスのあの初期の G、F,B♭ という3つのコードを叩きつけるようなストラクチュアルな曲作りが、キングズメンのこの「ルイ・ルイ」から触発されての方法だったことを明かしています。

*5:例えば、マッコイズの「ハング・オン・スルーピー」とかキンクスの「ユー・リアリー・ガット・ミー」とか(はたまた日本のGSの)スパイダーズの「ヘイ・ボーイ」など、この「ルイ・ルイ」のヴァリエーションと思える曲は実に数えられないほどたくさんあるが、まさに3コードの元祖ガレージ・パンクとも言うべきこの名曲については、上に記した以上に多くのグループによってそのレパートリーとして採り上げられてきたが、キングズメンによる1964年初めのこの全米での大ヒットをめぐる放送禁止やFBIによる捜査など一連のバカ騒ぎを中心にしたものだろう、(この曲についての)デイヴ・マーシュの本が(エエッ!?)ミシガン大学出版局というところから刊行されていますよー。http://www.press.umich.edu/titleDetailDesc.do?id=6722 本は読んでいませんが(持ってもいないんですけども)おそらく、マーシュさんのこの本のコアになっている(だろう)事実は、(推測するなら)(というか、いつの間にかインターネット上の広い(拾い!の)世界で頭の中に巣食ってしまった雑識を援用、また動員して言うならば)(当時のアメリカの社会にとって)キングズメンのヴォーカルのジャック・エライの歌が実に聴きとりにくく(「♪ルイ・ルイ」というところ以外は)歌詞がほとんど何だか分からず、当時の人々には、この「ルイ・ルイ」が何の歌なのかさっぱり訳けが分からず、にもかかわらず、その3コードのサウンドに乗せたヴォーカルの何やら(当時の社会的なスタンダードからして)ただならぬ、不穏で実に怪しい(かつ)妖しい、その雰囲気の魔力というか、魅力というか、そのあたりのせいで(当時のアメリカ社会の権威筋は)この曲「ルイ・ルイ」を何か猥褻な、もしくは何か反社会的な危険なことを歌ったものだと思い込んでしまった・・・・・そのあたりのことをいろいろと細かく綿密に取材したり(当時の記録や資料や関係者にあたって)調査したりして書いた本なのだろう(この「ルイ・ルイ」に関して何ができるか、何をやるべきか、を考えれば、だいたいみんな同じようなことをTo Do リストに書き出すことだろう)(あとは(モノを言うのは)手法と手際だ、それにしてもミシガン大学出版局ってのは意外ですわー(´Д`))、と(相手がデイヴ・マーシュなら(亀田v.s.ランダエタ程度には戦えるだろう( ̄ー ̄)ニヤリッ)と自負するわたしが(よーするに大人と子供で、つまり勝てないけども_| ̄|○ダウンnya )ネタばらし的なことを言ってしまいましたよ カオハレアガリ(ノд`);メエキッタ)

*6:これは間奏部分の掛け声ですね。バンドの皆さん、どーぞ、って具合です。