Maybellene




Words & Music by Chuck Berry, Russ Fratto and Alan Freed.*1
(1955年発表)



(原題直訳 「メイベリーン」(女子名))




Performed by Chuck Berry.*2




You can listen to Chuck Berry compilation, such "The Anthology".
推奨アルバム度 ☆☆☆☆☆

チャック・ベリー





Also you can listen to Johnny Rivers album,
"Johnny Rivers At Whisky A-Go-Go".
名作アルバム度 ☆☆

(ジョニー・リヴァーズ)*3





And you can listen to Gene Vincent album, "Sounds Like Gene vincent".
名作アルバム度 ☆☆☆

ジーン・ヴィンセント





歌詞は、次のURLから
http://www.lyricsbox.com/chuck-berry-lyrics-maybellene-tvj6dc8.html




名曲度 ☆☆☆




邦題 「メイベリン」 (チャック・ベリー







Maybellene, why can't you be true?
メイベリーン、どうしておまえは素直になれないんだ?
Oh Maybellene, why can't you be true?
おゝ、メイベリーン、どうしておまえは正直にならないんだ?
You done started doing the things you used to do.
むかし、やってたいろんなことを
また、おまえはやりだしてるぞ



As I was motivatin' over the hill
丘のところにさしかかったところで
I saw Maybellene in a Coup deVille.
おれはクーペ・デヴィル*4に乗ってるメイベリーンを見たんだ
Cadillac a-rollin' on the open road,
がらんとした道路をキャデラックで走ってた
Nothin' will outrun my V8 Ford.
おれの8気筒V型エンジン搭載のフォード*5を追い抜けるのなんて、何にもありゃしねえ
The Cadillac doin' about Ninety Five,
あのキャディラック、時速95マイルぐらいは出してやがるな
She's bumper to bumper, rollin' side by side.
あの女、バンパーがブチ当たるぐらいに迫ってくると
横にぴたりと寄せてきやがった




Maybellene, why can't you be true?
メイベリーン、どうしておまえは素直になれないんだ?
Oh Maybellene, why can't you be true?
おゝ、メイベリーン
どうしておまえは誠実になれないんだ?
You done started back doing the things you used to do.
おまえは、また、むかしやってたいろんなことをやりはじめてるぜ




The Cadillac pulled up to hundred and four,
キャデラックが時速104マイルまで上げてきた
The Ford got hot and wouldn't do no more.
こっちのフォードはヤバめになって、これ以上はどうもだな
It then got cloudy and it started to rain,
すると、そのとき空が曇って、そして雨が降り出して来た
I tooted my horn for the passin' lane
おれはクラクション鳴らしまくって追い越し車線に入ったぜ
The rain water blowin' all under my hood,
雨水がしっかり幌の下まで吹き込んで来やがる
I knew that was doin' my motor good.
おれのエンジンにとっちゃ、そいつは都合がいいのが
おれにはわかった




Maybellene, why can't you be true?
メイベリーン、どうしておまえは素直になれないんだ?
Oh Maybellene, why can't you be true?
おゝ、メイベリーン
どうしておまえは誠実になれないんだ?
You done started back doing the things you used to do.
おまえは、また、むかしやってたいろんなことをやりはじめたな




The motor cooled down, the heat went down,
エンジンが冷えてきて、帯熱が下がった
And that's when I heard that highway sound.
こうなりゃ、おれの耳に聞こえてくるのは街道の響き
The Cadillac sittin' like a ton of lead
キャデラックのざまときたら、まるでぽつんと鉛の塊
A hundred and ten, a half a mile ahead.
時速110マイルだ、前方、半マイル
The Cadillac lookin' like it's sittin' still
そのキャディラックが、まるでじっと止まってるみたいに見えてくる
And I caught Maybellene at the top of the hill.
そして、丘のてっぺんで、おれはメイベリーンに追いついたんだ




Maybellene, why can't you be true?
メイベリーン、どうして、おまえは素直になれないんだ?
Oh Maybellene, why can't you be true?
おゝ、メイベリーン、おまえはどうして正直になれないんだ?
You done started back doing the things you used to do.
おまえは、また
むかしやってたようなことをやらかしはじめてるんだぞ






Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞







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チャック・ベリーのデビュー曲だが、けっこういろんなことが読みとれる歌の世界になっていますねー。

親のクルマを乗り回す(十代の若者についての)歌には(ここでも、これまでに)ビーチボーイズの「ファン・ファン・ファン」やエディ・コクランの「サマータイム・ブルース」などがありましたよー。




ビーチボーイズ「ファン・ファン・ファン」Fun Fun Fun
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050912


エディ・コクランサマータイム・ブルース」Summertime Blues
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050721


ビーチ・ボーイズ「アイ・ゲット・アラウンド」I Get Around
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051030






★これまでここで紹介したチャック・ベリーの歌は、
きょうの「メイベリーン」で11曲になっています。




・「ジョニー・B・グッド」Johny B. Goodeo
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050323


・「ロック&ロール・ミュージック」Rock And Roll Music
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050720


・「スイート・リトル・シックスティーン」Sweet Little Sixteen
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060408


・「アラウンド&アラウンド」Around And Around
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20051104


・「メンフィス・テネシー」Memphis Tennessee
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060419


・「バック・イン・ザ・U.S.A,」Back In The U.S.A.
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060405


・「キャロル」Carol
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060928#p2


・「プロミスト・ランド」Promised Land
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/ 20060202


・「ラン・ルドルフ・ラン」Run Rudolph Run
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20041224#p3


・「ルート66」(Get Your Kicks On) Route 66
http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060410






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【A Year Ago−Go!】





(1年前のエントリーを Playback♪)




・「都会で聖者になるのはたいへんだ」 (ブルース・スプリングスティーン

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050929

*1:作者としてクレジットされている3人の名前のうち実際の作者はチャック・ベリーただひとり。あとの2人はラジオのディスクジョッキーで、とくにアラン・フリード(白人)は(「ロックンロール」というコトバを初めて使ったDJと伝えられる(この当時は)ニューヨーク(のラジオ局、WINS)の大物人気DJで、かつ自身の名前を冠したパッケージショーで人気スターらを引き連れてロックンロール・ショーの司会として全米を回っていたりした。(フリードはクリーヴランド時代に十代の白人の若者たちが黒人の音楽を買っていくその光景を見せられて、自分の番組のプログラムをガラリと一変させ、「ロックンロール」を次第に全米へと広めていくことになる・・・・1952年のことだった。)なぜ、こんなふうにラジオのDJの名前が曲の作詞・作曲者としてクレジットされているのかというと、これは当時の業界の悪習というべきもので、早い話が賄賂である。DJが自分のラジオ番組でその曲をかければ、彼のもとには楽曲印税が転がり込む、番組で曲がかかればかかるほどレコード会社にとってはそのレコードの宣伝になり、DJはかければかけるほど懐にカネが入り込む、そして(番組のせいで)レコードが売れれば、さらにまた懐が潤い、曲がヒットすれば、それはとんでもない額になるだろう。そうした業界の悪しき習慣は、やがて(ポピュラー・ミュージック史上に残る)「賄賂問題」payola scandal として社会的に追及されることとなりとなり、1950年代末のロックンロールの凋落の一因ともなっていった。ところで、この曲にもうひとり(ベリー、フリードと並んで)ラス・フレイトーという聞きなれない名前がクレジットされているが、これはチェス・レコードの地お膝元のシカゴの地元ラジオ局のDJで、チャック・ベリーの友人だったという人物で、伝えられるところによると、ベリーは著作印税の半分がフリードにまわることを嫌って、このフレイトーの名前をクレジットすることで、(彼を介して)(まあ。いくらかの謝礼を払ってなのだろうが)フリードの懐に入ってしまう分を抑え、自分の正当な権利を守ろうとした、その術策だったのだ。チャック・ベリーの人と歴史を描いたドキュメンタリー映画「」を見ていても思うことだが、このベリーという人には(どことなく)「sly」という語がふさわしいようなアタマのいいところがあって、そのあたりのソツのなさ(というか如才なさ)がチャック・ベリーの歌う(当時としてはまったく新しい)ロックンロールの歌の世界を作り上げる力となったように思う。ついでに自説になるが、ベリーら(1950年代のリズム&ブルースの)黒人ミュージシャンたちは(白人の子供たちに向けて(もちろん商業的な意味でもだ))白人の子供たちの(踊れる)「ブルース」をつくり、演奏し、歌ってやったのだと思う。白人の子供たちこの歌のようなクルマのある暮らしもそのひとつに他ならない。(もちろん、黒人の生活を歌ったものも多いが、当時のアメリカ社会における(育ちすぎた子供として、また幼すぎる大人としての)居場所のなさという意味で、白人の十代のこどもたちは疎外された黒人たちの暮らしに自分たちを(その音楽を通じて)アイデンティファイすることを覚えたのだった)

*2:ロックンロールの偉大なる始祖のひとり、チャック・ベリー尊師のデビュー曲であります。

*3:きょうのこの歌「メイベリン」は、1964年にジョニー・リバースによってシングルカットされて全米チャートの12位になるリヴァイヴァル・ヒットとなっている。

*4:ハイ、写真見せてくださーい>>http://www.mantaworld.com/gallery/custom-cars/wheelsday2001/029_NR_JPG.php

*5:ハイ、こんな感じでしょーか? >>http://e-collector.org/pics/earlyfordv8/DisplayPage/336/PhotoAlbum1/earlyfordv8/photo/Page/Action.php