Whale Meat Again

Words & Music by Jim Capaldi.
(1974年発表)




(原題直訳 「またもや鯨肉」)*1




From Jim Capaldi album, "Whale Meat Again".
名作アルバム度 ☆☆

「ホエール・ミート・アゲイン」 (ジム・キャパルディ)



歌詞は、次のURLから
http://www.jimcapaldi.com/WhaleMeatLyrics.htm




名曲度 ☆




邦題 「ホエール・ミート・アゲイン」 (ジム・キャパルディ)








Whale meat again under the sun.
白昼堂々、またもや鯨の肉
Every twelve minutes and another one's gone.
12分ごとにまた一頭がいなくなる
His meat's in your makeup.
その肉はあなたの化粧となり
His flesh is on your lips.
その肉はあなたの唇に*2
As a nuclear warhead explodes in his hips.
その腰部で核弾頭が爆発しているのだ。
Scientists are saying we've got to do something soon.
科学者たちが言うところでは
わたしたちは、すぐにでも何らかの手を打たねばならないという
But sitting around talking about it,
しかし、すわって、このことについて論じていても
Ain't gonna stop that harpoon.
銛を阻止することにはなりはしない
Whale meat again when will it end.
またもや、鯨の肉、いつになったらこれが終わるのか?
Not till everything is dead.
すべてが死に絶えてしまうまではダメなのか




Woman's in labor.
分娩中の女性
She screams at the sky.
大空に向かって悲鳴をあげる彼女
Somebody take this pain away.
その苦しみを除去してやる誰か
I'm gonna lay here and die.
わたしはここに身をよこたえ、そして死んでいく
Doctor rushes in, puts a needle in her skin
医者が駆けつけ、その肌に注射針を当て
And says, "Oh come on you really must try.
そして言う、「さあ、きみ、本当にやらなきゃだめだよ
If you go slowly, then you won't be lonely"
もし、ゆっくりやっていくなら
そうすれば、きみは淋しい思いをせずにすむだろう」
But everybody keeps on rushing around.
だが、何事もあわただしいままに進んでいく
It's bringing me down.
それがこのぼくを失望させるのだ




Mr. Politician can't you see.
政治家さん、あなたにはわからないのか?
You're gonna kill everything including you and me.
あなたがたは何もかもすべてを殺してしまうのですよ
あなたもわたしを含めてです
So while you're talking in your expensive clothes.
だから、あなたがその高価な服を着て話している間に
I think somebody's going to shove something up your nose.
ぼくは、誰かがあなたのその鼻先に
何ものかを突きつけることになればと思う
The whale boats are sailing.
捕鯨船は出航中
Tonight they'll be whaling.
今宵、彼らは鯨を獲る
There gonna be frying tonight.
今宵、彼らは肉に熱を加えるのだ




Oh beauty all the love.
あゝ、麗しきすべての愛よ
Oh God if You're really up above.
おゝ、神よ、
もしも、あなたが本当に天におわしますならば
Do something now.
いま、何かをしてください






Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞







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【A Year Ago−Go!】




(1年前のエントリーを Playback♪)




・「クライング・イン・ザ・レイン」 (エバリー・ブラザーズ)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050626

*1:このタイトルは「We'll meet again」と聞こえなくもないのだが・・・・、そして(ある程度以上の年輩の)イギリス人ならば、ことによるとヴィーラ・リンという女性シンガー歌った戦時中のイギリスのヒット曲「We'll Meet Again」(でもあり、また彼女のが主演した同名の映画の主題歌)を思い出すのかもしれない。これについては(以前、ここで紹介したピンク・フロイドの「ザ・ウォ−ル」の中の「ヴィーラ」という曲の解説部分を参照してみてください。この歌の「♪ Whale meat again」という歌詞の出て来るくだりをそのヴィーラ・リンの「We'll Meet Again」と聴き比べてみることができるでしょう。 http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050824

*2:鯨は口紅に使われる