My Bonnie

Words & Music by unknown (traditional)*1
(1961年発表)*2




(原題直訳 「わたしのボニー」)




Performed by Tony Sheridan & The Beat Brothers.



You can listen to Tony Sheridan & The Beat Brothers album, "My Bonnie".
名作アルバム度 ☆☆

(トニー・シェリダン&ビート・ブラザーズ)






And you can listen to The Beatles compilation, "Anthology (Part 1) ".
推奨アルバム度 ☆☆☆☆☆

「アンソロジー(1)」 (ビートルズ







Also you can listen to The early Beatles with Tony Sheridan compilation album,
"Beatles Bop - Hamburg Days - Once Upon A Time In Germany".
推奨アルバム度 ☆☆☆

ビートルズ・ウィズ・トニー・シェリダン)




歌詞は、次のURLから
http://freelyrics.virtuale.org/Beatles_my-bonnie.htm





名曲度 ☆☆




邦題 「マイ・ボニー」 (ビートルズ・ウィズ・トニー・シェリダン)







My Bonnie lies over the ocean,
おれのボニーは海原の向こうにいる
My Bonnie lies over the sea.
おれのボニーは海の向こうにいるんだ
My Bonnie lies over the ocean.
おれのボニーは大海原の向こうにいる
Oh bring back my Bonnie to me.
あゝ、おれのボニーを
このおれのもとへと連れ戻してくれ




My Bonnie lies over the ocean,
おれのボニーはこの海原の向こうなんだ
My Bonnie lies over the sea.
おれのボニーは海の彼方さ
Well my Bonnie lies over the ocean.
そうなんだ、おれのボニーはこの大海原の向こうにいるんだ
Yeah bring back my Bonnie to me.
そうなんだ
おれのボニーをおれのところに連れ戻してくれ




Yeah bring back, ah bring back,
そうだ、戻してくれよ、あゝ、返してくれ
Oh bring back my Bonnie to me to me.
おゝ、おれのボニーをおれのもとに返してくれ
このおれのところに
Oh bring back, oh bring back,
あゝ、返してくれよ、返してくれ
Oh bring back my Bonnie to me.
おゝ、おれのボニーを
このおれのもとに連れ戻して来てくれよ





Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞






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歌の世界では、
海は、しばしば(愛し合うふたりを引き裂いてしまう)越えがたい、強大な、大いなる「隔たり」として、その姿を見せる。
きょうのこの歌「マイ・ボニー」にも、また、そんな大海原が歌われている。







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【A Year Ago−Go!】




(1年前のエントリーを Playback♪)



しかし、「どんなに遠くたって、あのでっかい707って飛行機なら、ひとっ飛びだよ」
と1年まえの朝の雨の中でPPMとゴードン・ライトフットさんたちが歌っています。



・「朝の雨」 (ピーター・ポール&マリー)(ゴードン・ライトフット)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050620

*1:インターネット上でもほうぼうで世界的にこの歌が「トラディショナル・ソング」(つまり、伝承歌謡)だと紹介されているが、たまに(この歌が)「J.T. Woods」と「H.J. Fulle 」というふたりを作詞・作曲者としてクレジットして(1881年に)発表されたという紹介をしたものがある。そして、この「J・T・ウッズ」と「H・J・フラー」なるふたりの人物が実は「Charles T. Prat」 (チャールズ・T・プラット)いうひとりの人物なのだという説明がついたものもある。ことの真偽や詳細は(いまだわたしには)不明だが、以上の点をここに註記しておく。

*2:ドイツで録音されたビートルズの最初のプロ・ミュージシャンとしてのレコーディング・トラック。クレジットは「トニー・シェリダン&ザ・ビート・ブラザーズ」名義となっている。プロデューサーは、イージーリスニングの巨匠としても有名なベルト・ケンプフェルトで(当時、彼はドイツのポリドールのプロデューサーも兼任していたようだ。トニー・シェリダンは、(当時のビートルズと同じく)在ハンブルグのイギリスからの出稼ぎロックン・ローラーで、ジョン・レノンと同じ1940年生まれ。「アンソロジー」の発売当時、ポール・マッカートニーがラジオで語っていたことによると、このレコードは(「The Saints」(「聖者の行進」)をB面にカプリングした)シングルとして発売当時、ドイツ国内のチャートで5位まで上るビッグ・ヒットとなったそうだ。イギリスでは、このレコードは(ビートルズが爆発的な人気で大躍進していた)1963年になって初めて正式にシングルとして発売され、1週だけチャートの48位に入っている。スローなイントロから一転してロックンロールになるヴァージョンなど、何種類かのヴァージョンがあるようで、現在ではすべてのトラックが下記の「Beatles Bop - Hamburg days」というアルバムで聴けるようになっているらしい。なお、ロック調(というかR&B調というか)8ビートの「マイ・ボニー」には、すでに1958年にレイ・チャールズによるシングルの先鞭がある。(BOXセット「Genius And Soul」他を参照。