Cryin' To Be Heard

Words & Music by Dave Mason.*1
(1968年発表)




(原題直訳 「聞こえるほどの泣き叫び」)




From Traffic album, "Traffic".
名作アルバム度 ☆☆☆☆☆

トラフィック」 (トラフィック






歌詞は、次のURLから
http://www.houseoflyrics.com/lyrics/traffic/cryin_to_be_heard.html






名曲度 ☆☆☆




邦題 「クライン・トゥ・ビー・ハード」 (トラフィック








Somebody's cryin' to be heard
聞こえるほどの大声で誰かが泣き叫んでいる
And there's also someone
Who hears every word
そして、やはり誰か
一言漏らさず聞いている者がいるのだ




Sail across the ocean
大海原を船で行く
With your back against the wind
風を背に受けて
Listening to nothing save
何にも耳をとらわれず、おかげで
The calling of a bird
鳥の呼び声がよく聞こえる
And when the rain begins to fall,
そして、雨が降りはじめると
Don't you start to curse?
きみは呪うように文句を言い出すのではないのか?
It may be just the tears
この雨は涙なのかもしれないぜ
Of someone that you never heard
誰かきみが聞いたこともないやつの




Somebody's cryin' to be heard
聞こえるほどの大声で誰かが泣き喚いている
And there's also someone
Who hears every word
そして、やはり誰か
一言も漏らさず耳にしている者がいるのだ




Reflected in the water
水面に映っているのは
Is a face that you don't know
きみの知らない人の顔
And isn't it surprising
べつにそれは驚くようなことじゃないだろ
When you find out it's your own?
たとえ、それがきみ自身の顔だと自分で気づいたとしても
And so you try to find out
だから、そうやっておまえは見い出そうとするのだ
Whether it is friend or foe
それが友なのか、あるいは敵なのかどうかを
And what it wants to know,
そして、そいつが知りたがっているのはそのことなのだ
And what it wants to know
そう、それこそが知りたいことなのだ





Somebody's cryin' to be heard
聞こえるほどの大声で誰かが叫んでいる
And there's also someone
Who hears every word
そして、やはり誰か
一言も漏らさず聞いている者がいる





Well, you're wrapped up in your little world
そうなんだ、きみは自分のちっぽけな世界にすっかりと覆い込まれてしまっている
And no one can gets in
そして、そこには誰ひとりとして足を踏み入れることができないのだ
You sit and think of everything
きみは座り込んで、いろんなことに思いをめぐらす
And wonder where you've been
そして、自分がずっとどこにいたのかと訝しがっている
You put the blame on someone that you've hardly ever known
自分がほどんと何もわかっていないことを
きみは誰か他人のせいにしている
And then you realize the blame was all on your own
そして、やがて、きみは悟ることになるのだ
責めるべきは、きみ自身なのだと




Somebody's cryin' to be heard
聞こえるほどの大声で誰かが泣き叫んでいる
And there's also someone
Who hears every word
そして、やはり、
一言も漏らさず聞いている何者かが
そこにはいるのだ





Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞






∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮






【A Year Ago−Go!】



(1年前のエントリーを Playback♪)




・「バック・ドア・マン」 (ドアーズ)
・「バック・ドア・マン」 (ハウリン・ウルフ

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050609

*1:トラフィックを出たり入ったりしていた時期のデイヴ・メイスン(上掲ジャケット写真の右の人)といえば、何といっても「フィーリン・オールライト」が最高傑作ですが、(あまり知られていませんが)この「クライング・トゥー・ビ・ハード」も(シングルとして発表された)「ホール・イン・マイ・シュー」に並ぶ(テクニカラー風のカラフルなサウンドの)なかなかの傑作です。