Hair

Words by James Rado and Gerome Ragni.
Music by Galt MacDermot.
(1968年発表)




(原題直訳 「髪」)




From 1968 Original Broadway Cast album,
"Hair - The American Tribal Love Rock Musical".
名作アルバム度 ☆☆☆

「ヘアー」 (1968年オリジナル・ブロードウェー・キャスト)




Also you can listen to The Cowsills compilation,
"The Best Of the Cowsills".
推奨アルバム度 ☆☆☆

(カウシルズ)




歌詞は、次のURLから
http://janfox.com/sixties_live_lyrics.htm#%22Hair%22





名曲度 ☆





邦題 「ヘアー」 (ジェームズ・ラドゥーとその他、大勢)








She asks me why...
彼女がぼくになぜかと訊ねる
I'm just a hairy guy
ぼくは単に髪の毛が多いたちの男なんだ
I'm hairy noon and night;
おれはふさふさしてる、昼も夜も
Hair that's a fright.
髪、それは驚きだ
I'm hairy high and low,
おれは機嫌がよくても悪くても髪がたっぷり
Don't ask me why;
どうしてかなんて訊かないでくれ
Don't know!
わかりゃしないよ!
It's not for lack of bread
カネがないからってことじゃないんだ
Like the Grateful Dead; darling
グレートフル・デッドみたいなもんだね、ダーリン




Gimme a head with hair,
おれに髪の毛のある頭をくれよ
Long beautiful hair
長くて美しい髪の
Shining, gleaming, steaming,
輝くような、光沢のある、潤いのある
Flaxen, waxen
亜麻のような、どんどん増える髪を
Give me down to there, hair!
ぼくにくれ、ずっと伸びた髪を!
Shoulder length, longer (hair!)
肩までの長さの、もっと長い(髪を!)
Here baby, there mama,
ここも、ベイビー、こっちも、ママ
Everywhere daddy daddy
どこも全部さ、パパ、パパ




Hair!
髪を!
(hair, hair, hair, hair, hair, hair)
(髪だ、髪だ、髪だ、髪だ、髪だ、髪だ)
Flow it, Show it;
なびかせるんだ、見せてやるんだ
Long as God can grow it, My Hair!
神様が伸ばすぐらいの長い、ぼくの髪!




Let it fly in the breeze
そよ風になびかせ
And get caught in the trees
そして木々に絡まらせてやろう
Give a home to the fleas in my hair
ぼくの髪の中を、蚤の住み家にさせてやろう
A home for fleas, a hive for bees, a nest for birds,
蚤の住まいだ、蜂の巣箱だ、小鳥の巣だ
There ain't no words
言葉にはならないほどの
For the beauty, the splendor,
この美しさ、この素晴らしさ
The wonder of my
この不思議、ぼくの




Hair!
この髪!
(hair, hair, hair, hair, hair, hair)
(髪だ、髪だ、髪だ、髪だ、髪だ、髪だ)
Flow it, Show it;
なびかせるんだ、見せてやるんだ
Long as God can grow it, My Hair!
神様が伸ばすぐらいの長い、ぼくの髪を!





I want it long,
ぼくは長くしたいんだ
Straight, curly, fuzzy
ストレートでも、カーリーでも
枝毛まじりでも
Snaggy, shaggy,
剛い毛でも、痛んだ毛でも
Ratty, matty
ボサボサでも
モジャモジャでも
Oily, greasy,
ネトネトでも
ギトギトでも
Fleecy,
ゴワゴワでも
Shining, gleaming, steaming,
輝くような、光沢のある、潤いのある
Flaxen, waxen
亜麻のような
どんどん増える髪を
Knotted, polka-dotted;
結んだり、ポルカドットにしたり
Twisted, beaded,
ひねりを入れたり
ビーズをつけたり
Braided
三つ編みにしたり
Powdered, flowered,
粉をふったり、花を挿したり
And confettied
そして紙吹雪を浴びせたり
Bangled, tangled,
輪飾りをとおしたり
もつれちゃったり
Spangled and spaghettied!
スパンコールつけたりとか
スパゲティみたいにしてみたり
*1



O-oh, Say can you see;
おゝゝ、いいかい、きみ、見えるかい
My eyes if you can,
ぼくの目を、もし、できるなら
Then my hair's too short!
それから、ぼくの髪を、こんなに短くなってる!
Down to here, down to there,
ここ見てくれ、そこもだ
Down to where, down to there;
どうなってるんだ、このざまだ
It stops by itself!
これだけっかありゃしねえ!
Doo doo doo doo doot-doot doo doo doot
ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥ





They'll be ga-ga at the go-go
あいつら、ゴーゴー・クラブで
やんややんやと囃すだろう
When they see me in my toga
ぼくのこのトーガ姿*2を見たならな
My toga made of blond,
金髪製のぼくのトーガ
Brilliantined, Biblical hair
香油をまぶした聖書風の髪型で
My hair like Jesus wore it
ぼくの髪はイエスがしていたのと同じよう
Hallelujah I adore it
ハレルヤ、ぼくはあれに憧れる
Hallelujah Mary loved her son
ハレルヤ、マリアはその息子を愛してた
Why don't my Mother love me?
おれの母親だっておれのことを愛してるよな?






Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞








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軍隊に入るとまず髪の毛を短く刈られてしまう。
ロック・ミュージカルとして(1960年代末期に)一世を風靡したブロードウェーの名作「HAIR」のタイトルは、そこに由来するものだ。
髪を長く伸ばすことに自由というもののかけがえのない手触りが(音韻の勢いにのせて)見事に謳歌されている。






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【A Year Ago−Go!】



(1年前のエントリーを Playback♪)



・「メタル・グルー」 (T.レックス

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050324

*1:こういう音韻本位のノリでたたみかけてくるような歌詞を、いちいち律儀に日本語にするのもダサくてみっともねえなーな感じがするが、まあ、しかたあんめーべぇー。(よか響きじゃのう>あんめぇーべぇー。And maybe ってか?)

*2:ローマ時代のゆったりしたコスチュームのことだが、「ga-ga」(ガーガ)、「go-go」(ゴーゴー)「toga」(トーガ)の音韻つらなりがメイン。