The Unknown Soldier

Words & Music by Jim Morrison.
(1968年発表)



(原題直訳 「無名戦士」)*1



Performed by The Doors.

You can listen to The Doors album, "Waiting For The Sun".
名作アルバム度 ☆☆

「太陽を待ちながら」 (ドアーズ)*2




歌詞は、次のURLから
http://www.davemcnally.com/lyrics/TheDoors/THEUNKNOWNSOLDIER.asp




名曲度 ☆




邦題 「名もなき兵士」 (ドアーズ)







Wait until the war is over
待つんだ、戦争が終わるまで
And we're both a little older
そして
ぼくらふたりがもう少し齢をとるまで
The unknown soldier
無名戦士よ




Breakfast where the news is read
朝食の席ではニュースが読まれ
Television children fed
テレビが子供たちの食べ物だ
Unborn living, living, dead
いまだ生まれ来ぬ生者、生ける者、死せる者
Bullet strikes the helmet's head
銃弾がヘルメットをかぶった頭部に命中する




And it's all over
そして、すべては終わりなのだ
For the unknown soldier
身元不明の兵士にとっては
It's all over
それですべてが終わりなのだ
For the unknown soldier
知られざる兵士にとっては



(spoken)
(号令)
Hut
ハットゥー*3
Hut
ハットゥー
Hut ho hee up
ハットォー、ヒーアップ



Comp'nee
分隊ーーィッ
Halt
止まれッ!
Preeee-zent!
捧げェーーッ
Arms!
銃ッ!

*4




Make a grave for the unknown soldier
無名戦士のために墓を作ろう
Nestled in your hollow shoulder
痩せこけたおまえの肩に力なく担がれた
The unknown soldier
どこのだれとも知れぬ兵士



Breakfast where the news is read
朝食の席ではニュースが読まれ
Television children fed
テレビが子供たちの餌になる
Bullet strikes the helmet's head
銃弾がヘルメットをつけた頭部に命中する




And, it's all over
そして、これですべてが終わったのだ
The war is over
戦争は終わった
It's all over
何もかもが終わった
The war is over
戦争は終わった
Well, all over, baby
そう、すべてが終わったんだ、ベイビー
All over, baby
全部終わりだ、ベイビー
Oh, over, yeah
あゝ、終わったんだぜ、そうなんだ
All over, baby
すべて終わった、ベイビー
All over
全部、終わった






Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞





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【A Year Ago−Go!】



(1年前のエントリーを Playback♪)



・「エニウェイ・エニハウ・エニホェア」 (ザ・フー

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050228

*1:(とくに説明の必要もないかとも思われるが)「無名戦士」unknown soldier とは、身元が判明しない戦死者のことを指す語で、したがって(一般に言う)「知られざる兵士」とは死者であり、アメリカでは彼らは国立のアーリントン墓地に埋葬されている。

*2:右掲のジャケット、これ面白いですね、うしろで沈んでいく太陽をまったく無視して「太陽を待って Waiting For The Sun」と言ってるんですよー、アハハハ、見向きもしない、背中向けちゃう。でも、これから振り向いて朝日を仰ぐのかもしれませんなー。物事、西も東もわかりまへんなー。しっかり見究めないとなモーニング。

*3:行進の掛け声、軍靴の音も聴こえる、以下、同様。

*4:ここで銃声を擬した音が入る。UCLAの映画学科に学んだこの歌の作者のジム・モリソン自身が監督したこの「名もなき兵士」のプロモーション・フィルムでは(曲のこの場面で)ジム・モリソンが処刑班に扮した他のドアーズの面々によって銃殺される場面となっている。ステージ上でもこの曲のこの部分に来ると(ビデオなどの映像で確認できるが)全員の演奏が止み、ギターのロビー・クリーガーがそのギターをジム・モリソンに向けて銃に擬して構え、キーボードのフィル・マンザネーラが右手を挙げ、ドラムスのジョン・デンズモアが小刻みにスネアを叩き、あたかも銃殺寸前であるかのような雰囲気が高まり、マンザネーラの右手が振り下ろされると轟音がしてジム・モリソンがもんどりうってステージに倒れるというパフォーマンスを繰り広げていた。余談になるが、ギターを銃に擬して構えるというこのステージ・パフォーマンスは、その後、ドクター・フィールグッドが(監獄暴動を描いたコースターズの名作「第9監房区の暴動」The Riot In Cell Block #9)(ここでも紹介しているhttp://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050428)を演奏する際にウィルコ・ジョンソンが看守然としたポーズで(囚人暴徒に見立てた)観客に向けてフェンダーテレキャスターをマシンガンのようにして構えるというステージングでこれを継承(?)している。