Ballad Of The Green Berets


Words by Robin Moore.*1
Words & Music by Barry Sadler.*2
(1966年発表)



(原題直訳 「グリーン・ベレー」)*3




Performed by Sgt.Barry Sadler.

You can Listen to Sgt.Barry Sadler album,
"Ballads Of The Green Berets".

(バリー・サドラー軍曹)





歌詞は、次のURLから
http://www.screenpictures.com/music/greenberet.htm





名曲度 ☆*4




邦題 「悲しき戦場」 (バリー・サドラー軍曹)*5








Fighting soldiers from the sky,
空からやって来る戦う兵士たち
Fearless men who jump and die
恐れを知らぬ男たちが死地に跳び込む
Men who mean just what they say,
口にすることに偽り二言のない男たち
The brave men of the Green Berets.
グリーン・ベレーの勇者たち




Silver wings upon their chests,
胸に輝く銀鷲の翼
These are men, America's best,
この男たちはアメリカの最高の者たちだ
One hundred men we'll test today
本日、われわれは100人の男たちの試験を行う
But only three win The Green Berets.
だが、グリーンベレーを手にするのは
その中の僅か3人だけなのだ




Trained to live off nature's land,
野生の地で生き抜くことを訓練され
Trained in combat, hand to hand
肉迫した実戦の中で鍛えられる
Men who fight by night and day,
夜昼なく戦う男たち
Courage take from The Green Berets.
グリーン・ベレーから得る勇気




Silver wings upon their chests,
胸に輝く銀鷲の翼
These are men, America's best,
この男たちはアメリカの最高の者たちだ
One hundred men we'll test today
本日、われわれは100人の男たちの試験を行う
But only three win The Green Berets.
だが、グリーンベレーを手にするのは
その中の僅か3人だけなのだ




Back at home a young wife waits,
故郷に戻れば若い妻が待っている
Her Green Beret has met his fate
彼女のグリーン・ベレーは非業の死を遂げた
He has died for those oppressed,
虐げられた者たちのため、彼は死んだのだ
Leaving her this last request.
妻にはこの最後の頼みが残された




Put silver wings on my son's chest,
この銀の翼をおれの息子の胸につけてやってくれ
Make him one of America's best,
あいつをこのアメリカの最高の者のひとりにしてくれ
He'll be a man they'll test one day,
あいつが大人になって
いつの日か彼らの試験を受けるだろう
Have him win The Green Beret.
彼がグリーンベレーを手にできるようにしてやってくれ







Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞







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【A Year Ago−Go!】



「サドラーさん、子供たちのことならご心配なくネ(!?)」


(1年前のエントリーを Playback♪)



・「キッズ・アー・オールライト」 (ザ・フー

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050227

*1:小説家。代表作に(映画化されてヒットした)「フレンチ・コネクション」や「グリーン・ベレー」がある。

*2:ニューメキシコでローカルなミュージシャンの前歴を持つ合衆国陸軍特殊部隊隊員がヴェトナムの前線で負傷し、一時帰国の際に友人の勧めでグリーン・ベレーをテーマにした12小節のバラードを書き、音楽出版社に持ち込んだ。出版社はこれを(当時、ベストセラーになっていた「グリーン・ベレー」という小説を書いた作家の)ロビン・ムーアと組ませることを目論んだのだろう、彼に歌詞の加筆を依頼、サドラーの歌でシンプルなバックでレコーディングし、当初は軍隊内のみの発売だったが、ムーアがこれをRCAに持ち込み、ストリングスなどを加えてコマーシャルなかたちで録音しなおし、それがヒットしたかたちのトラックになった。この曲がヒットすると、ムーアの著書の「グリーン・ベレー」もサドラー軍曹のグリーベレー姿をペーパーバック版の表紙として(な、何と!)150万部の増刷を果たしたというから、こいつ音に活字に戦争で大儲けしましたね。この曲をフィーチャーしたサドラー軍曹の同名の(ただしバラードが複数形になっている)アルバムもよく売れたそうだが、つづくシングルの「The A-Team」はまったくヒットしなかったという。サドラーのその後は芳しいものではなく、1978年にはあるソングライターを射殺することになり二級殺人で起訴されるなど、その後も拳銃の発射事件で話題となるなどした後、1989年に48歳で亡くなっている。ということなのですが、このへんを調べているときに遭遇したのですが、日本のあるサイトでは(どこから出た話なのか)サドラーとムーアがヴェトナムでの戦友同士で前線でこの歌を書いたという(勝手な空想を)(ぬけぬけと)紹介しているサイトがあり、(それがYahoo検索の上位に出て来たりするわけで)もうホントこの国のインターネット・サイトのタレ流しのイイ加減さには唾棄すべきツバも汚れてしまいそうで惜しくなるほど。ムーアは(第二次大戦には行ったが)ヴェトナムの戦地にはまるで関係ないハーヴァード出(ロバート・ケネディのご学友だそうだ)のセレブ(シェラトン・ホテル・チェーンの創立者のひとりの御曹司なんだそうだ)なインテリの才人。

*3:「グリーン・ベレー」とは、1961年に(当時の大統領)ジョン・F・ケネディの名で創設された「特殊部隊」という名称の最精鋭空挺部隊の(ユニフォームの緑のベレー帽からきた)ニックネーム。

*4:軍曹の階級章は星いくつでしたっけ?(笑い)。

*5:1966年1月の発売から2週間で100万枚を超えるセールスを記録し、当時のRCAの売行き最速の記録を更新、3月第1週にはナンシー・シナトラの「にくい貴方」に替わってチャートのトップに躍進し、「ビルボード」誌による年間、全米でもっとも売れたシングル盤となった。また、この歌は共作者ムーアの著書であるベストセラーを映画化したジョン・ウェイン監督・主演の映画「グリーン・ベレー」(1968年)の主題歌にも使われた。