Octopus's Garden


Words & Music by Richard Starkey.
(1969年発表)



(原題直訳 「タコさんのお庭」)




From The Beatles album, "Abbey Road".
名作アルバム度 ☆☆☆☆☆

アビイ・ロード」 (ビートルズ




歌詞は、次のURLから
http://www.geocities.com/SunsetStrip/Limo/3518/octopus.htm




名曲度 ☆☆





邦題 「オクトパス・ガーデン」 (ビートルズ







I'd like to be under the sea
ぼくは海の底の
In an octopus's garden in the shade,
日の差さないタコの庭園に行きたいなあ
He'd let us in,
タコさんは、ぼくたちを入れてくれるのさ
Knows where we've been,
ぼくらがどこでどうしてきたのかを知ってるんだ
In his octopus's garden in the shade.
日の差し込まない彼のタコのお庭の中




I'd ask my friends to come and see
ぼくは友人たちに言ってみよう
An octopus's garden with me.
ぼくと一緒にタコの庭園を見に来いよって
I'd like to be under the sea
ぼくは海の底の
In an octopus's garden in the shade.
物陰にあるタコの庭園にいたいのさ




We would be warm below the storm
嵐の中でもぼくらはぬくぬくしているよ
In our little hide-a-way beneath the waves.
波の下にあるぼくらのささやかな隠れ家ならね




Resting our head on the sea bed
海の底でみんなで頭を並べて休むんだ
In an octopus's garden near a cave.
洞穴(ほらあな)のそばのタコの庭園でね
We would sing and dance around
ぼくらは歌って踊りまくるんだ
Because we know we can't be found.
だって、みんな
見つかりっこないってわかっているから




I'd like to be under the sea
ぼくは海の底の
In an octopus's garden in the shade.
日の差し込まないタコさんのお庭にいたいんだ
We would shout and swim about the coral
That lies beneath the waves.
みんなで
波の下に広がる珊瑚のまわりを大声上げて泳ぐんだ




Oh what joy for every girl and boy
男にしても女の子にしても
あゝ、何という喜びだ
Knowing they're happy and they're safe.
自分たちが嬉しくて、自分たちが安全だってわかっているのは
We would be so happy, you and me,
ぼくらはすっごく幸せになるだろう
きみとぼく
No-one there to tell us what to do,
ぼくらに
ああしろこうしろと言ってくるやつは
あそこには誰もいない




I'd like to be under the sea
ぼくがいたいのは海の底
In an octopus's garden with you.
きみとふたりでタコさんのお庭の中でひっそりと





Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞







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どことなく「イエロー・サブマリン」を思い出させる、そんな歌だが、
これは、あるとき、リンゴが、休暇先のサルディニアで地元の漁師から、
タコには海の底を歩き回って小石とかキラキラ光るかけらのようなものを集めて庭園みたいなものを作る習性があると聞かされたことから来ているそうで、その話が心に残って書いたのがこの曲「タコさんのお庭」だそうです。*1







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【A Year Ago−Go!】

(1年前のエントリーを Playback♪)



・「アイ・キャント・エクスプレイン」 (フー)


http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050131

*1:ちょうどビートルズが延々と(どこにも行き着く先がないような)アルバム「ゲット・バック」(のちに「レット・イット・ビィ」として発表された)のレコーディングのドツボにはまっていた時期で、リンゴにもいろいろと心労があったのだろう。マイケル・リンゼイ・ホグが監督した当時のドキュメンタリー映画「レット・イット・ビー」にはドラミングの指図をはじめ何かと仕切りたがるポール・マッカートニーにウンザリした顔で「もう、いいよ」とばかりに席を立ってしまうリンゴの姿が記録されているが、そんなことも思い出させる。同じ映画には、リンゴとジョージがピアノに向かって、この曲のラフな素描みたいな演奏をしてみる微笑ましいあったかい場面も登場する。