Day Tripper




Words & Music by John Lennon and Paul McCartney.
(1965年発表)



(原題直訳 「日帰り旅行者」)*1




Performed by The Beatles.

You can listen to The Beatles compilations, such as "The Beatles 1962 - 1966".
推奨アルバム度 ☆☆☆☆


ビートルズ 1962〜1966」 (ビートルズ



And you can listen to "Yeaterday...And Today".
推奨アルバム度 ☆


「イエスタデイ&トゥデイ」*2 (ビートルズ




Also you can listen to James Taylor album, "Flag".
名作アルバム度 ☆


ジェームズ・テイラー






邦題 「デイ・トリッパー」 (ビートルズ



Got a good reason
うまい口実を見つけたよ
For taking the easy way out
これで簡単にやめられる
Got a good reason
いい口実が見つかったぜ
For taking the easy way out now
さあ、これで楽に抜け出せる




She was a day tripper,
彼女、その日暮らしの女だったんだ
A one way ticket yea
そう、行ったきり戻ってこない片道切符のな
It took me so long to find out,
気がつくまでに随分長い時間がかかったよ
And I found out
そして、ぼくにはわかったんだ




She's a big teaser,
たいしたじらし屋だぜ、あの女は
She's a big teaser,
相当の意地悪女だぜ、あいつは
She took me half the way there now
あの女に
いままでこんなふうに
生半可なところに連れ出されてきたんだ




She was a day tripper,
彼女はその日暮らしのやつだったのさ
A one way ticket yea
行ったきりの片道切符
It took me so long to find out,
わかるまでに随分長い時間がかかったよ
And I found out
そう、ぼくはわかったんだ




Tried to please her,
彼女を歓ばせようとしてみたさ
She only played one night stands
彼女はただ一夜興行の舞台をするだけのやつだった
Tried to please her,
歓ばせようとはしてみたさ
She only played one night stands now
あの女はただ一夜限りの舞台をやっただけなんだ、うん




She was a day tripper,
あいつは、その日暮らしの女だった
A sunday driver yea
そう、日曜にしかクルマに乗れない下手っぴなドライバーさ
Took me so long to find out,
気づくくまでに随分と長い時間がかかったよ
And I found out
そして、ぼくはわかったんだ




Day tripper
デー・トリッパーだぜ
Day tripper, yeah
そう、デイ・トリッパー
Day tripper
その日暮しの女だったんだ
Day tripper, yeah
そう、日帰り感覚のお気楽トリッパーさ





Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞







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「昨日/今日/明日」のそのユニットで週のほぼ半分、月の1/10ということで、このところずっとその繰り返しをお見せしてきたが、あんまり面白くなかったですね(?)。そう、それが日常というものなのです(という訳でもないのですが)、そろそろこの反復から脱け出そうかと思っています。そうです・・・・




Got a good reason
For taking the easy way out now

うまい理屈が見つかったぜ
さあ、これで楽に抜け出せる



と、まあ、そういうことなのですネ(笑い)・・・・・
さて、きょうの分と明日の分、そして明後日以降へと、いかなる具合に新展開に持ち込んでいくのやら・・・・、それはご覧になってのお愉しみということで、ではでは、今夜もありがとう。

*1:もともとの意味は(イギリスでは)「日帰りの旅行者」という意味だったが、この頃から(アメリカでは)「トリップ」という語には(LSDなどの)幻覚剤による非日常的な意識レベルへの(異次元の)「旅」を指すようにもなり、それを軽い気持ちで「日帰り旅行」的にする者を「デイ・トリッパー」(「サンデー・ドライバー」という言葉も出てくる)など、いろいろ言われているが、そうした諸説はさておき、歌詞を聴く限りでは、全体的な印象は(わたしには)その日暮らしの娼婦の歌のように思えるのです・・・・(専業の「娼婦」とまではいわないまでも、あまり身持ちのよろしくない、ふしだらのなアーパー・・・・)「なんだ、あの女、ただの淫売じゃないか、こいつはわかれるのにいい理由が見つかったわい」と、そんな歌に聴こえるのですね。なお、この曲の有名なギター・リフは、これ以前にもジョン・メイオールのブルース・ブレイカーズ時代のエリック・クラプトンが弾く「ワーク・ソング」にも登場しているが、この時期のポピュラー・ミュージックは時代時代の音楽的な流行を巧みに取り入れたものがひじょうに多く、イギリスではちょうどこの曲が発表された1965年は、いわゆるブルース・バンド・ブームの頃だった。もちろん、それ以前の膨大なアメリカの黒人ブルースを検証すれば、他にもこのリフのルーツとなるものは出て来るかもしれないのは、言うまでもないだろう。

*2:名曲「イエスタデイ」をフィーチャーして「ヘルプ」「ラバ−ソウル」「リヴォルヴァー」から抜粋した11曲入りのアルバム。オリジナルのジャケットは食肉用の屠殺人の扮装をしたビートルズが解体したキューピー人形や蓄肉を手に笑顔を見せているというグロテスクなものだったが、すぐに回収されてしまい、コレクターズ・アイテムになっているのだそうだ。