Factory Girl


Words & Music by Mick Jagger and Keith Richards.
(1968年発表)



(原題直訳 「女工」)



From The Rolling Stones album, "Beggars Banquet".
名作アルバム度 ☆☆☆☆☆


「ベガーズ・バンケット」 (ローリング・ストーンズ



歌詞は、、次のURLから
http://www.keno.org/stones_lyrics/factory_girl.htm




名曲度 ☆☆☆


邦題 「ファクトリー・ガール」 (ローリング・ストーンズ







Waiting for a girl who's got curlers in her hair
頭にカーラーつけたまんまの女を待ってる
Waiting for a girl she has no money anywhere
どこ探したってカネなんか持ってやしねえ女を待ってるんだ
We get buses everywhere
おれたち、どこにいくのもバスに乗る
Waiting for a factory girl
工場勤めの女を待ってるんだ




Waiting for a girl and her knees are much too fat
女を待ってるんだ、
そいつ、膝のあたりがえらくぶっとくなっちゃってる
Waiting for a girl who wears scarves instead of hats
女を待ってるんだ
帽子じゃなくって、スカーフ被ってるような女をな
Her zipper's broken down the back
そいつの背中のジッパーときたら、ブッ壊れてやがるんだ
Waiting for a factory girl
工員やってる女を待ってる




Waiting for a girl and she gets me into fights
女を待ってるんだ、その女、おれに喧嘩を売ってくるんだ
Waiting for a girl we get drunk on Friday night
女を待ってるのさ
金曜の夜は、おれたち、呑んだくれるんだ
She's a sight for sore eyes
イラついた目にはけっこうな眺めの女だぜ
Waiting for a factory girl
工場勤めの女を待ってるんだ




Waiting for a girl and she's got stains all down her dress
女を待ってるんだ
そいつが着てるドレスときたら、どこもかしこもシミだらけ
Waiting for a girl and my feet are getting wet
女を待ってるんだ、そろそろションベンちびろそう
She ain't come out yet
あのスケ、まだ出て来やがらねえぜ
Waiting for a factory girl
工員やってる女を待ってるのさ






Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞






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なんだか絵が浮かんできそうな歌だな。
工場の門のところで労働者たちが出て来るのを待っている・・・無職の男・・・・とか。
カレル・ライス監督の「土曜の夜と日曜の朝」みたいな古いイギリスの(当時は新しかった(いわゆる)「フリーシネマ」と呼ばれたような)映画の一場面にありそうな・・・・。

アリ・カウリスマキの「マッチ工場の女」とか、録画したままになってるなあ。


キース・リチャードのアコースティック・ギターに絡むマンドリンとヴァイオリンが、この曲をモダンなブリティッシュ・トラッド風な土臭いけどどこか小粋な仕上がりにしています。
マンドリンを弾いているのは(トラフィックにいた)デイヴ・メイスン、ヴァイオイリンは(ファミリーからブラインド・フェイストラフィックへと流れた)あのリック・グレッチ。どちらもブライアン・ジョーンズではなかったのですねえ。