Crying In The Rain

Words by Howard Greenfield,
Music by Carole King.
(1962年発表)



(原題直訳 「雨の中で泣く」)




Performed by The Everly Brothers.

You can listen to The Everly Brothers compilation,
"All-Time Original Hits".
推奨アルバム度 ☆☆☆☆☆

エヴァリー・ブラザーズ)




歌詞は、次のURLから
http://www.lyrics-ex.com/everly-brothers/everly-brothers-lyrics-crying-in-the-rain-lyrics.html


名曲度 ☆☆☆☆☆




邦題 「クライング・イン・ザ・レイン」 (エバリー・ブラザーズ)







I'll never let you see
きみにわかってもらうなんて
ありえないんだろうな
The way this broken heart is hurting me
心破れたぼくがこんなにつらい思いをしてるなんて
I've got my pride
ぼくにはぼくの誇りがあるし
And I know how to hide
All the sorrow and pain
いろんな悲しみや苦しさを隠す
そのやり方だって知っている
I'll do my crying in the rain
雨に降られてぼくは泣くんだ




If I wait for cloudy skies
ぼくは曇り空を待ってるんだろうか
You won't know the rain from the tears in my eyes
きみがぼくの瞳からこぼれる雨を知ることはないだろう
You'll never know
きみにはけっしてわかるまい
That I still love you so
ぼくがいまも
こんなにきみを愛しているのを
Though the heartaches remain
心のの痛みはくすぶったままだけど
I'll do my crying in the rain
泣くのは雨の中にしよう




Raindrops falling from Heaven
天から降ってくる雨のしずくも
Could never wash away my misery
ぼくの苦しさを洗い流せやしないだろう
Since we're not together
ぼくらが一緒じゃなくなってからというもの
I pray for stormy weather
ぼくは嵐のような天気になるのを祈ってた
Raindrops falling from Heaven
天から降ってくる雨も
Could never wash away my misery
ぼくのつらさを洗い流せやしないだろう
Since we're not together
ぼくらがひとつじゃなくなってから
I pray for stormy weather
ぼくは嵐のような天気になるよう祈ってた
To hide these tears I hope you never see
この涙を隠すために
きみには見られたくないんだ




Some day when my crying's done
いつの日かぼくが泣き終えたとき
I'm gonna wear a smile and walk in the sun
ぼくは笑みを湛えて、陽射しの中を歩くだろう
I may be a fool
ぼくは愚か者かもしれない
But 'til then darling
だけど、ダーリン、そのときまで
You'll never see me complain
きみは
ぼくが愚痴をこぼす姿を見ることなんて
絶対にないだろう
I'll do my crying in the rain
泣くのは雨の中にしよう
To hide these tears I hope you never see
こういう涙を隠すために
きみには見せたくないんだ




I'll do my crying in the rain
泣くのは雨の中にしよう
I'll do my crying in the rain
雨に降られて、ぼくは泣くんだ
I'll do my crying in the... rain...
泣くのは、ぼくは・・・雨の中で・・・・





Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞






∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮∮





雨の中に涙を隠し(ついでに流しもしちゃえ)という「ふられ忍法 あみだ隠れの術」ぬあんちっち。


エヴァリー・ブラザーズのようにキャリアの長いアーチストのコンピレーションというのは、けっこう選ぶのが難しい。というのも多くのベスト盤がそれぞれの時期に契約していたレーベル別になっているものがほとんどだからだ。その意味で上掲の1枚は文字どおり「All-Time」な彼らの名曲が粒ぞろいになっている*1。もちろん、まだまだエヴァリーズには欠かせない曲はいくつもあるが・・・・。

(この曲の作者のひとりキャロル・キングの声でこの歌を耳の奥に響かせてデモしてみるのもまた愉しかろう。)

1956年〜 コロンビア時代 (両親譲りのカントリー・ミュージック
1957年〜 ケーデンス時代 (ロックンロールに、最盛期、チェット・アトキンスのプロデュース、ブライアント夫妻の作品多し
1960年〜 ワーナー・ブラザーズ時代 (円熟期も兵役で中断
1971年〜 RCA (カムバックにトライ、1980年代の復活ライブは驚異的な名盤


わたしの(個人的な)「ロックの殿堂」を建立するとしたら、まず第一に殿堂入りするグループのひとつになるだろう。


エヴァリーズとバディ・ホリーは、小さな子供がいたら是非とも聴かせてあげたいヴォーカルとサウンド*2


(繰り返しになるが)ロックの古典でもっとも重要なアーティストのひとりが、このエヴァリー・ブラザーズ!
豊かで純朴で温かく美しい。

*1:厳密には彼らが世界的にヒットを放っていたケーデンスとワーナー時代のもの16曲が収録。

*2:アメリカン・ミュージック以外の何ものでもないのだが。