Rain



Words & Music by John Lennon and Paul McCartney.
(1966年発表)


(原題直訳 「雨」)



Performed by The Beatles.

From The Beatles compilation, "Past Masters, Vol.2",

「パスト・マスターズ(2)」 (ビートルズ


And on their another compilation, "Hey Jude".

「ヘイ・ジュード」 (ビートルズ



Also you can listen to Todd Rundgren album, "Faithful".
名作アルバム度 ☆☆☆

トッド・ラングレン




歌詞は、次のURLから
http://www.geocities.com/SunsetStrip/Limo/3518/rain.htm



名曲度 ☆☆





邦題 「レイン」 (ビートルズ






If the rain comes
雨が降ってくると
They run and hide their heads.
みんな、頭を隠して駆けていく
They might as well be dead,
べつに死んでしまうわけでもあるまいに
If the rain comes, if the rain comes.
雨が降ってきたら
もしも、雨が降りだしてきたら




When the sun shines
日が照りだすと
They slip into the shade,
みんな、木陰に入り込んで
And sip their lemonade,
レモネードなんかをすすったりする
When the sun shines, when the sun shines.
日が照り出すと、日が照ってくるとな




Rain, I don't mind,
雨だな、ぼくには気にならない
Shine, the weather's fine.
日差しだ、いい天気だな




I can show you
ぼくなら教えてあげられるぜ
That when it starts to rain,
いつ雨が降りだすのかを
Everything's the same,
何もかもが同じだってことを
I can show you,
ぼくはきみに見せてあげられる
I can show you.
きみに教えてやれるんだ




Rain, I don't mind,
雨か、ぼくには気にならないな
Shine, the weather's fine.
日差しだ、いい天気だな




Can you hear me
ぼくの言ってることは
きみの耳に届いているのかい?
That when it rains and shines,
いつ雨が降り、日が照るのかということだ
It's just a state of mind,
それはまさしく心の状態なんだ
Can you hear me?
わかるかい、ぼくが言ってることが
can you hear me?
きみには
ぼくのことが聞こえてるかい?




sdaeh rieht edih dna nur yeht semoc niar eht nehw  *1
くいてけか てしくか をまたあなんみ、とるくてっふがめあ





Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞






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シングル「ペーパバック・ライター」のB面として発表された曲、知らない人も多いだろうが、けっこう、わたしは気に入っている曲のひとつ*2


そのひとつまえのシングル「恋を抱きしめよう c/w *3デートリッパー」のカプリングが(それにつづく)アルバム「ラバー・ソウル」のサウンド・スケープを予示していたように*4、「ペーパーバック・ライター b/w レイン」のシングルも、実験的な要素に富んだ名作「リヴォルヴァー」に先駆けてテープの逆回転や回転数の操作などレコード制作上のさまざまな試みがなされている。*5

*1:この部分はレコーディングしたテープを逆回転にして使っています。したがって・・・・・!

*2:リンゴ・スターも「レコードにした自分のドラミングの中でこの曲の自分の演奏はベストだと思う」と語っていますんで手許にある人はドラムに注耳して聴いてみるとよいでしょう。「アンソロジー」シリーズの発売など、近年、発売された未発表バージョンなどを聴いていくとリンゴのドラマーとしての創意性の豊かさとそのセンスに心打たれるものがある。

*3:シングル盤の表記に使われる記号で「coupling with」の略号、ほかに「backed with」の略号の「b/w」も使われる。いま思いついたのだが、このシングルのように2曲ともA面扱いの場合に「c/w」、そうでなく片方をB面=裏面とするものを「b/w」と(これから)わたしは(個人的に)使い分けていくことにしよう、うん。

*4:まあ、同時期のレコーディングなのである種の同質性、等質性が出てくるのは、当然と言えば当然のことだろう。ほかにも「ペニー・レーンc/wストロベリーフィールズ・フォーエヴァー」と「サージャント・ペパーズ・ロンローハーツ・クラブ・バンド」の関係。「レディ・マドンナ b/w インナーライツ」と「ホワイト・アルバム」のサウンドの等質性が挙げられる

*5:こうして、あらためて見てみると歌詞の面でも明らかにひとつの詩的世界としての同質性が(アルバム「リボルヴァー」との間に)あるのが認められる。