Triad


Words & Music by David Crosby.
(1969年発表)



(原題直訳 「三和音」(三幅対))



From The Jefferson Airplane album, "Crown Of Creation"
名作アルバム度 ☆

「創造の極致」 (ジェファーソン・エアプレイン)



Also You can listen to Crosby, Stills, Nash & Young live album, "4 Way Street"
名作アルバム度 ☆☆☆☆

「4ウェイ・ストリート」 (クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング)




歌詞は、次のURLから
http://www.oldielyrics.com/lyrics/jefferson_airplane/triad.html




名曲度 ☆☆





邦題 「三和音」 (ジェファーソン・エアプレーン)






You want to know how it will be
あなたはこれがどうなるか知りたいのね
Me and him and you and me
あたしとあの人と、あなたとあたし
You both stand there
あなたたちふたりがそこに立っている
Your long hair flowing
あなたのロングヘアーがなびいてるわ
Your eyes alive
あなたの瞳は生きいきとして
Your mind still growing
あなたの考えは
まだまだ大きくなっていく
Saying to me
わたしに言ってるわ
"What can we do now that we both love you",
「さあ、ぼくらはどうしたらいいんだ?
ぼくらふたりともきみを愛してるんだ」
I love you too
あたしもあなたたちが好きよ
I don't really see
実はあたし、わからないの
Why can't we go on as three?
どうして
3人でやっていくわけにはいかないのかしら?




You are afraid
あなたはひるんでしまい
Embarrassed too
面食らってもしまう
No one has ever said such a thing to you
こんなこと、あなたに言った人なんていないわよね
Your mother's ghost stands at your shoulder
あなたのお母さんの亡霊があなたの肩越しに立って
Face like ice
凍てついた顔で
A little bit colder
それよりもまだ冷ややかに
Saying to you
あなたに言ってるわ
"you can not do that,
「おまえ、そんなことしちゃだめだよ
It breaks all the rules you learned in school"
「そんなことしたら、おまえ、学校で教わった決まりごとが
全部めちゃくちゃになってしまうよ」と
I don't really see
あたしには
本当にわからないのよ
Why can't we go on as three?
どうして、あたしたち
3人でやっていくわけにいかないの?




We love each other
あたしたちは
お互いに愛し合ってる
It's plain to see
それは一目瞭然
There's just one answer comes to me
ただあるがままに
ひとつの答えを思いついただけ
Sister--lovers--water brothers
妹・・・愛する者たち・・・血によらぬ兄弟
And in time--maybe others
そして、そのうち、きっと
他の人たちも*1
So you see
だから、わかるでしょ
What we can do--
わたしたちにできることは
Is to try something new
それは新しいことをやってみること
If you're crazy too
自分たちも
クレイジーな人間だというならね
I don't really see
あたし、本当にわからないのよ
Why can't we go on as three?
どうして、あたしたち
3人だとやってけないというの?






Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞






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発想の転換というのか、枠外思考というのか、(あるいは)ただ単にけしからんのか、呆れるのか、よくもまあ、ぬけぬけと・・・なのか、
何事にせよ(!)、(わたしたちは)つねに(この方向に)(新しい)(未知なる)解決策を求めることは(けっして)できない相談ではないだろう(ということは頭の片隅に最終非常口として用意しておいていいだろう)。言うまでもなく、それは容易ではないだろうし、また、風当たりも強いだろう。だが、その風は(余人の味わうことのできない)(ある種)特権的な風でもあるだろう。そして、容易ではないが、困難でもないだろう。何事もひとつひとつ、丁寧に真摯に物事に取り組んでいくならば、それは容易ではなくとも(けっして)困難ではないだろう。気持ちが(その方向に)活路を見い出している限りはだ。気持ち、なのか、情熱、なのか、わしは知らんが。



いずれにせよ、サイケデリアといわれた時代の(愛と平和、ラヴ&ピースの)フラワー・チルドレンの動きの中から生まれた名作のひとつに数えられる曲だろう。


この歌は、バーズ時代にデイヴィッド・クロスビーが書いた歌だが、バーズにレコーディングを拒まれ(その後、べつの経緯もあってクロスビーはバーズを脱退することになるが)、クロスビーはこの曲をジェファーソン・エアプレーンに薦め、彼らがグレース・スリックの歌で録音したので(上記のとおり)女性を歌い手とした歌として日本語にしてみた。


クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングのライヴ・アルバム「4ウェイ・ストリート」では作者のデイヴィッド・クロスビー自身の歌で聴くことができる。

*1:「・・・・混じってくるわ」と言いたいのだろうか?