Some Girls

Words & Music by Mick Jagger and Keith Richards.
(1978年発表)







(原題直訳 「ある若い女たち」)







歌詞は、次のURLから、
http://www.lyricsfreak.com/r/rolling+stones/some+girls_20118218.html








From The Rolling Stones album, "Some Girls". *1

名作アルバム度 ☆☆ *2



「女たち」 (ローリングストンズ)







名曲度 ☆☆








邦題「サム・ガールズ」 (ローリング・ストーンズ







Some girls
ある女たちは
Give me money
おれにカネを寄越す
Some girls
何人かの女は
Buy me clothes
おれに着るものを買ってくれる
Some girls
何人かのやつは
Give me jewelry
おれに宝飾品の類をくれる
That I never thought I'd own
おれが自分で所有するなるなんて
まったく思いもよらなかったようなものをだ




Some girls
ある女たちは
Give me diamonds
おれにダイヤモンドを寄越し
Some girls
何人かの女たちは
Heart attacks
心臓麻痺のもとになる
Some girls
何人かの女には
I give all my bread to
おれはテメエのカネの全部をくれてやっている
I don't ever want it back
返してもらおうなんて
おれはハナから思っちゃいないんだ




Some girls
何人かの女たちは
Give me jewelry
おれに宝飾品の類をくれる
Others
ほかの連中は
Buy me clothes
おれに着るものを買い与え
Some girls
何人かの女は
Give me children
おれに子供をつくってくれた
I never asked them for
一度だって、
おれはやつらにゃ頼んだりしなかったんだぜ




So give me all your money
だから、おれにおまえのカネを全部よこしな
Give me all your gold
おまえの黄金をすべて、おれによこすんだ
I'll buy you a house back in Zuma beach
おれは、おまえにズマ・ビーチに家を買ってやるよ *3
And give you half of what I own
それと、おまえには
おれが所有してるものの半分をくれてやるぜ *4




Some girls
あるコたちは
Take my money
おれのカネに手を出して
Some girls
あるコたちは
Take my clothes
おれの着ているものに手をかける
Some girls
何人かのコは
Get the shirt off my back
おれの背中からシャツを脱がせて
And leave me with a lethal dose
それで、このおれに致死量のクスリをやらせて
ほっぽり出す




French girls they want Cartier
フランス人の女たちは、
あいつら、カルチェを欲しがって
Italian girls
イタリア人の女は
Want cars
クルマを欲しがる、
American girls
アメリカ女は
Want everything in the world
この世の中のものなら何でも欲しがる
You can possibly imagine
およそ人が想像しうるものならな




English girls
イギリス人のコたちは
They're so prissy
あいつら、えらく口うるさくて
I can't stand them
あいつらには、おれは我慢ができずに
On the telephone
電話なんか
Sometimes I take the receiver
おれは、ときどき受話器を
Off the hook
外したままにしとくんだ
I don't want them to ever call at all
おれは、金輪際、あいつらからは
いっさい電話してきて欲しかないんだ




White girls
白人の女のコたちは
They're pretty funny
あいつら、けっこうおかしくってね
Sometimes they drive me mad
ときどき、やつらのせいでアタマがおかしくなっちまう
Black girls
黒人のコたちは
Just wanna get fucked all night
とにかく一晩中やりたがる
I just don't have that much jam
おれは、そんなに
めったやたらにやりまくったりゃしないけど




Chinese girls
中国人のコたちは
Are so gentle
とっても優しくて
They're really such a tease
あいつら、実に思わせぶりなやつらでな
You never know quite
人はけっして詳しくは知りゃしないんだ
What they're cooking
あいつらが何を調理してるのかってことについてはな
Inside those silky sleeves
あのシルクの袖の内側さ




Give me all your money
おまえらのカネを全部、おれに寄越しな
Give me all your gold
おまえらの黄金をすべて、おれに寄越すんだ
I'll buy you a house back in Zuma beach
おれはおまえにズマ・ビーチに家を買ってやるよ
And give you half of what I own
それと、おまえに
おれが所有してるものの半分をくれてやるぜ




Some girls
何人かの女たちは
They're so pure
あいつら、物凄く純粋で
Some girls
ある女どもは
So corrupt
ひどく腐りきってる
Some girls
何人かの女は
Give me children
おれに子供をつくってくれた
I only made love to her once
そいつらとは、おれは一回しかやってないんだぜ




Give me half your money
おまえのカネの半分をおれに寄越しな
Give me half your car
おまえのクルマの半分をおれにくれ
Give me half of everything
すべてのものの半分をおれに寄越せよ
I'll make you world's biggest star by half
おれは、おまえのことを世界で最大のスターの片割れにしてやるぜ




So gimme all your money
だから、おれに
おまえのカネを全部よこしな
Give me all your gold
おまえの黄金のすべてをおれにくれ
Let's go back to Zuma beach
さあ、ズマ・ビーチに帰ろうぜ
I'll give you half of everything I own
おれが所有するすべてのものその半分を
おれは おまえにくれてやるよ









Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞 091509









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しかし、こういう歌は、どう考えてもミック・ジャガーにしか書けませんね。
ってゆーか、普通、書いたりしませんよね、こんな歌w。
それにミックにしか歌えないし、また、似合いもしない。
アメリカでは、フェミニストのフループや人権団体からこの歌の歌詞にクレームが集中したというが、ストーンズ側は、「世間一般のステレオタイプなイメージに即して歌ったもので、ストーンズがそう見ているわけではない(だから、あなたがたが問題視すべきはウチらじゃねーだろ、んじゃねーのか、do-ya? ドウヤ?)」とゆーよーな回答を寄せたようですヨ。







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【Years Ago−Go!】







(1年前のエントリーを Playback♪)





こちらは、一転、みすぼらしくも、こすっからい とある街のストリート・レベルのお便りです。





・「マギー・メイ」 (ビートルズ
・「マギー・メイ(原曲民謡)」 (ジェリー・ジョーンズ)

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20060709








(2年前のエントリーも Playback♪)





☆アルバム「ジギー・スターダスト」(デイヴィッド・ボウイ)全曲訳(1)☆





・「5年間」  (デヴィッド・ボウイ

http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050709

*1:このアルバム・ジャケット(画像参照)って通販のウィッグの広告を(ウォーホル風のシルクスクリーン仕立てに)グラフィック処理して、それにストーンズの面々のお顔をモンタージュしたもので、ちょっと面白いですねー。どことなく「マザー・イン・ザ・シャドー」http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050409ストーンズが各種イギリス女性に扮してみせた写真が思い出されますが、あれ以来の女装ってコトになりますかね

*2:シーンにパンク・ロックの嵐が吹き荒れ、ビジネスの世界ではディスコ・ミュージックが業界を席巻していた1878年に、当時、キャリア25年のベテランである "世界最強" を謳われる ザ・グレーテスト・ロックンロール・バンド・オン・アース(!)が出して来た回答がこのアルバム「サム・ガールズ」で(現在までにアメリカで一番売れてるローリングストーンズのアルバムなんだそうですが)だが、一級品と言えるのは(わたしには)「ビースト・オヴ・バーデン」(傑作♪)と「ミス・ユー」に「シャタード」(あと、かろうじて きょうのこの歌の「サム・ガールズ」が入るかなという)ぐらいで、あとは(「スイート・ヴァージニア」の二番煎じのような)「ファー・アウェイ・アイズ」とか(テンプテーションのつまらない ただのイメージ貧困なカバーでしかない)「イマジネーション」や(「ロックス・オフ」と「ハッピー」の焼き直しのみたいな)「ビフォア・ゼイ・メイク・ミー」とか(総じて「メイン・ストリートのならず者」Exile On Main St. パート2といった趣きで、メイン・ストリートには二人目の亡命者はいませんよといった感じの)クズみたいなトラックばかりで、キースとロンの自己愛タラタラなギター・セッションに聞き耳が勃たないムキには、ほとんど心動くことのないアルバムだ。(とわたしは思うが、皆さんはいかがでしょうか?) ちなみに、わたしの好きなストーンズ・アルバムのトップ10を告白wしてしまいますと・いっとアハハ、1,「ファースト・アルバム」(イギリス盤)、(1.5ゲーム差で)2、「乞食の晩餐」、(0.5ゲーム差で)3,「ねちっこい指」(客観的に見て、このアルバム「スティッキー・フィンガーズ」はロック史上最強のアルバムと言えるでしょうね。(1.5ゲーム差で)4.「メインストリートの亡命者」、(1ゲーム差で)5,「ガット・リヴ・イフ・ユウ・ウォント・イット」((一部に擬似ライヴのトラックを紛れ込ませてあるもののウフフわたしの耳は誤魔化せないwink)めっちゃ熱ぅーーーいライブ・アルバムですね、ミックの歌のキレもフットワークも抜群だし、演奏だって若いくせにやたらと上手いしサ♪ って、コレ読んだら(アルバム持ってるヒトは久しぶりに)聴いてみたくなったでしょッ♪アハーン)、(0.5ゲーム差で)6,「レット・イット・ブリード」、(1ゲーム差で)7.「イッツ・オンリー・ロックンロール」、(2,5ゲーム差で)8,「12×5」、(1ゲーム差で)9.「アフター・マス」、(1ゲーム差で)10,「ゲット・ユー・ヤー・ヤーズ・アウト」ですよー♪ (まあ、長くここを見てくださってる方々には、なるほどォ と思っていただけるのではないでしょうかwink

*3:ロック・ファンならニール・ヤングのアルバム「ズマ」を思い浮かべることだろう。風光明媚な南カリフォルニア随一の有名な海岸だが、そこはまたウルトラ・リッチなエリアとしても知られている。太平洋に望む海岸を見下ろす高台(でいいのかw?)に豪邸(といっても単に豪華で由緒(というほどではないが何かと謂れの)ある家屋敷のことばかりではなく、広大な森や公園を思わせる敷地も含めての豪邸ですからねー!ウラヤマC)が(そうです、けっして狭苦しく "建ち並んで" いたりはしないのです)多くある。

*4:これはアレですよね、たぶん、もちろん、 "結婚する" ってことの暗喩でもあるのでしょうが、そうですよね、それよりも経験者ならおわかりのことでしょうけど、離婚の際の(いわゆる)"財産分与" ってヤツでもあると思うんですけど・・・・。