Jesus Was A Capricorn


Words & Music by Kris Kristofferson.
(1972年発表)



(原題直訳 「イエス山羊座の生まれだった」)



From Kris Kristofferson album, "Jesus Was A Capricorn".
名作アルバム度 ☆☆☆

クリス・クリストファーソン




歌詞は、次のURLから
http://www.lyricscrawler.com/song/77827.html



名曲度 ☆☆☆




邦題 「山羊座ジーザス」 (クリス・クリストファーソン






Jesus was a Capricorn
エス山羊座の生まれだった
He ate organic food
彼は自然食を食べていた
He believed in love and peace
彼は愛と平和を信じていた
And never wore no shoes
そして、靴などけっして履かなかった
Long hair, beard and sandles
長髪で、髭づらで、サンダル履きで
And a funky bunch of friends
そう、ファンキーな友人の一団がいた
Reckon we'd just nail him up
思うに、ぼくらはそんなやつをとっちめてしまうだろう、釘を打ち込んで
If he came down again
もしも彼がまたやって来たならば




'Cause everybody's gotta have somebody to look down on
なぜなら、人は誰も、
自分が見くだすことのできる人間が誰かがいなくてはならないのだ
Who they can feel better than at any time they please
いつでも好きなときに、
自分たちのほうがましだという気持ちになれる人間が
Someone doin' somethin' dirty decent folks can frown on
まともな人間なら眉をひそめるような卑劣なことをしている人間がいる
If you can't find nobody else, then help yourself to me
きみが、もし、誰も見つけられなくなったとしたら
そんなときには、ぼくを勝手に使うといい




Eggheads cussing rednecks cussing
頭の薄いインテリどもが論難する
頭の弱い貧乏白人どもが罵りまくる
Hippies for their hair
ヒッピーたちをその髪型で
Others laugh at straights who laugh at
Freaks who laugh at squares
きちんとした連中を
笑いとばすいかれた連中を嘲笑う、かたぎの
人間をまた笑うやつらがいるわけさ
Some folks hate the Whites
Who hate the Blacks who hate the Klan
KKKを憎む黒人を忌み嫌う白人たちを
また憎悪する人たちだっているわけだ
Most of us hate anything that
ぼくらの大半の人間が憎悪するのは
We don't understand
ぼくらがよく理解していないものなのだ




'Cause everybody's gotta have somebody to look down on
なぜなら、人は誰も、
自分が見くだすことのできる人間が誰かいなくてはならないのだ
Who they can feel better than at any time they please
いつでも好きなときに、
自分たちのほうがましだという気持ちになれる人間が
Someone doin' somethin' dirty decent folks can frown on
まともな人間なら眉をひそめるような卑劣なことをしている人間がいる
If you can't find nobody else, then help yourself to me
きみが、もし、誰も見つけられなくなったとしたら
そんなときには、ぼくを勝手に使うといい




Help yourself, brother.
自分でやれよ、兄弟たち
Help yourself, Gentlemen.
自分でやれよ、ご立派な皆さん
Help yourself Reverend
自分でやれよ、牧師さま





Translated into Japanese tonight by komasafarina.訳詞








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13日の金曜日である。
となれば、ここはやはり(ジェイソンではなく)ジーザスだろう。

ヒッピーたちをその風体でぼろくそに言う頭の硬いアメリカのわからず屋同胞どもに向けて、
(でも、あんたらの大好きなジーザス・クライストもこういうヒッピーどもと同じようなものだったんだぜ、と)
クリス・クリストファーソン一流のイヤミで一気にその喉元まで詰め寄ると
今度は、人間たちのあるひとつの特性(「差別」というものの構造)に切り込んでいく



Everybody's gotta have somebody to look down on
Who they can feel better than at any time they please

人は誰も見くだすことのできる人間が誰かいなくてはならないのだ
いつでも好きなときに、自分のほうがましだと思える人間が


・・・喧嘩のしかたとしては、(この持っていき方は)これは一流のものがある。
そして、彼はさらに、ちょっとイエスを思い起こさせるようなことを口走ってみせる



If you can't find nobody else, then help yourself to me

もし、きみがほかに誰も見つけらなかったら
そんなときには、勝手にぼくを使うといい



クリス・クリストファーソン」という名前が(日本人の耳からすると)キリストっぽいお名前です。






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【A Year Ago−Go!】

(1年前のエントリーを Playback♪)


・「レディ・マドンナ」 (ビートルズ

・「サースデー・チャイルド」 (デイヴィッド・ボウイ)

・「ワーキング・フォー・ザ・ウィークエンド」 (ラヴァーボーイ)


http://d.hatena.ne.jp/komasafarina/20050113